Base&Box3.0について
QuarkXTensionとはQuarkXPress本体に新たな機能を加えたり、機能を拡張するためのアドインプログラムです。このXTensionは、Quark社のXTensionsデベロッパー認定に基づき開発いたしました。標準のQuarkXPressに対し、より日本語の編集に見合った編集環境を提供するために、Base&Boxという編集ツール群であるXTensionを開発しました。このXTensionにより、QuarkXPressの標準の機能とともに、日本語の編集に当たってより便利で容易にテキストボックスや画像ボックスのレイアウト、処理が行えるようになります。
◎動作環境
・ハードウエア
Macintosh全機種(QuarkXPress日本語版が動作可能な環境)
(推奨:68030以上CPUを搭載したMacintosh又はPower Macintosh)
・ソフトウエア
漢字Talk6.0.7以上(推奨:漢字Talk7以上)
QuarkXPress3.11、3.3日本語版(68k版・PowerMac版)、4.0日本語版(68k版・PowerMac版)
Base&Box3.0(QuarkXPress4.0)、Base&Box2.5(QuarkXPress3.11、3.3)
◎機能概要
PowerMacにはNativeで対応しています。Base&Box3.0は、QuarkXPress4.0にNativeで対応しています。各処理は追加されるBase&Boxメニュー又はショートカットキーにより起動します。殆どの処理は実行後の取り消しが可能です。
◯本文テキストボックスの設定
本文用のテキストボックスを、組方向、フォント、文字サイズ、変形、字送り、1行の文字数、行送り量、1段の行数、段数、段間、段間罫、ブラ下がり、書体等による基本体裁を指定して作成します。設定値の登録・呼び出しができます。ガイドラインが付加され、ダミーのテキストを発生させたり行ガイドを発生できます。
◯固定ボックス作成
基本ベースに対し文字数、行数により、テキストボックスや画像ボックスを作成するツールです。その後の本文の行がずれないように、行の空き分を自動的に計算して文字を排除します。
◯文字ボックスの作成、変更
ページの任意の方向(上下、左右、中心)を基準として、任意の位置に、組方向、文字サイズ、変形、1行の文字数、行送り量、1段の行数、段数、段間の空き量、書体等を指定して、文字ボックスを作成したり、修正できます。
◯画像ボックス処理
確保した画像ボックスに対し、そのエリアをそのままにして新たに大きさを変えた画像ボックスを作成したり、貼り込んだ画像をボックスに対してセンタリングしたり、ちょうど収まる大きさに縮尺をかけることができます。貼り込んだ画像がちょうど収まるようにボックスの大きさを調整できます。
◯カレントボックスの削除
不要なボックスを削除できます。グループボックスも一括して削除できます。
◯字送り・カーニングの解除
字送りをベタ以外に設定した場合、一括して欧文(数字)及び約物をベタ組にします。一括して字送り・トラッキング、又はカーニングを解除することもできます。
◯数字・ルビ・スタイルの処理
縦組のテキストで、一括して1〜4桁の数字、1桁の英字を回転処理することができます。数字が半角より大きい場合や3〜4桁の場合は変形をかけて、行の幅に収めることができます。指定の形式でテキスト中にルビ文字を予め入力しておき、一括してルビ文字に変換することができます。指定の形式でテキスト中にスタイル名を予め入力しておき、一括してスタイルを適用することができます。又、行中でスタイルシートの文字設定のみを一時的に適用することもできます。
◯欧文・仮名の処理
欧文のみベースラインのシフト量、文字サイズの倍率、トラッキング値を変更することができます。仮名のみに変形をかけたり、文字サイズを変更したり、トラッキングを変更することができます。
◯括弧・句読点の半角処理
パーレン、括弧類、読点、句点をそれぞれ半角にさせたり、トラッキング値を指定して、詰めることができます。1行目行頭のカギカッコを半角分下げて、全角処理と同様の形にすることができます。和文書体として指定されている、欧文数字とそれに連続するピリオド、カンマを、強制的に半角の大きさとすることができます。
◯文字の縁取り、立体文字
文字ボックス単位で、文字に対して、指定の幅、濃度の縁を作成します。濃度を0%として白縁としたり、縁と文字をそれぞれ任意の色、濃度とすることができます。文字に対して、指定の幅、角度、濃度で立体文字を作成することができます。側面と文字をそれぞれ任意の色、濃度とすることができます。影付けや、立体の側面をグラデーション処理ができます。
◯文字ボックスの調整
文字ボックスよりテキストがあふれている場合は、ちょうど収まるまで、行間を詰めるか、文字ボックスを拡げます。文字ボックスを拡げる場合は、ボックス内の行位置の揃えパターンを基準として拡大します。あふれているテキストをページ外に表示することもできます。テキストが少なく、文字ボックスに空きがある場合、ちょうど収まるまで、行間を拡げるか、文字ボックスを縮めます。1行のテキストの場合は、文字サイズを拡大し、変形を調整して、文字ボックスにちょうど収めることができます。ルビスペース確保のボタンにより、ルビスペース用に文字ボックスを大きくするとともに、複数段組みでも行が揃うように設定することができます。
◯字取り処理
文字数と、揃えパターンを指定して、字取り処理を行います。書体の違いにかかわらず、自動的に字取りができます。
◯行取り処理
見出しを何行分というように指定したい場合、選択した行を指定した行数の中央に配置します。その際に、行揃え、文字サイズ、書体、段落罫線も一緒に指定することができます。
◯外字の変換
NEC外字と通産省外字の相互変換、PC98の2バイト半角文字から1バイト文字への変換、1バイト文字から2バイト文字への変換、2バイト文字から1バイト文字への変換等ができます。
◯アンカーボックス挿入
文字列に対する罫囲み、いわゆる振り分け処理、割注、2倍ダッシュ等の作成ができます。テキストボックスのカーソル位置に、アンカーボックスを挿入し、任意の文字列を入れることができます。
◯ガイドライン・罫線付加
ページ又はカレントボックスに対して、各辺からの距離を指定したガイドラインまた罫線を作成するか、カレントボックスのフレーム枠の大きさを設定することができます。テキストボックスにコラムガイドや段間罫を付加することができます。
◯文字属性の取得・適用
文字属性を記憶しておいて、選択した文字列に適用することを繰り返し実行することができます。タブ区切り形式のテキストに対して、タブ区切り毎の異なる体裁を、複数行に一気に適用することができます。
◯文字列の変換
同時に複数の文字列の変換ができます。変換テーブルはセットとして登録、呼び出しができます。
◯第2メジャーパレット(QuarkXPress3.3J以上)
テキストボックスがカレントボックスの場合、1行の文字数、1段の行数、変形、コラム間隔、行揃え、ベースラインシフト、文字数により字上げ、字下げ、問答の量が常に表示されるとともに、パレットより直接変更を行うことができます。2分アキ、4分アキ、2分ツメ、4分ツメボタンにより、カーソル位置に空きを挿入したり、詰めたりすることができます。コメントを付加したり、800%までの倍寸表示ができます。
◯固定ボックスパレット(QuarkXPress3.3J以上)
カレントボックスの位置及び大きさを段数、文字数、行数で、ベース体裁を基準として表示します。リセットキーを押すとカレントボックスの体裁をベース体裁として読み込みますので、任意の文字ボックスを基準として、固定ボックスを設定することができます。補正キーにより、カレントボックスをベース体裁に対して位置・大きさ(段数、文字数、行数)が整数(四捨五入)になるようにボックスの位置・大きさを補正します。パレット上の数値を変更すると、カレントボックスが変更されます。
◎標準小売価格
64,000円(税別)
※XTensionsはクォーク社の商標です。Quark、QuarkXPress及びQuarkXTensionsは米国特許庁はじめ多数の国において登録されているクォーク社の商標です。
※Macintosh、PowerMacintoshはApple社の登録商標です。
※当XTensionは、米国Quark社とのQuarkXPress 4.0x East Asian Developer契約に基づき開発しました。
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